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2009年9月23日 (水)

Wiiの子供達

EUROBIKEに続くINTERBIKEでも実物展示がなされた、SRMのPowerControl 7と7900チェーンリング対応の新型パワーメーター。

Powercontrol7

Srmpowermeterduraace7900s

PC7は、より詳細なスペックも公表された。

  • 58g
  • 1回の充電で120時間稼働
  • 待機だけなら1回の充電で12週間(≒約3ヶ月)
  • Acceleration Sensorつまり加速度センサーを搭載しており「動き」を検知してスイッチが勝手に入る
  • 2010年初頭発売

いままで公表されていなかった(か見落としていた)が、加速度センサーで自動的にスイッチが入る仕組みは面白いと思う。これだと自動スリープを短時間に設定しても、長めの信号停止で知らぬ間にスリープに入ったまま暫く走って後に「あっ」と思うことはないし、いちいち「スイッチ」を入れる手間もない。勝手に入って電池を無駄に消耗する側面は、稼働時間が充分長いことで相殺だろう。

たぶん、これには任天堂wiiや携帯電話が関係している。

wiiのヒットでwiiリモコンに採用された加速度センサーに桁違いの量産効果が生まれ安くなり、お陰でこのセンサーを採用した面白い商品が増える、思わぬ副次効果があちこちで生まれた。携帯電話も然りで、加速度センサーを採用した携帯電話が増えることでやはり量産効果による価格下落が起きている。wiiのリモコンに採用された加速度センサーの流用で「加速度センサーにより減速を検知して“ブレーキランプ”が点灯するテールライト」も特に高価なプライスタグを付けることなく商品化され流通している。実はブレーキをかけるとブレーキランプが点灯するテールライト自体はけっこう前からあったのだが、リアブレーキにスイッチを配線する必要があったりしてけっこう面倒臭かったし、肝心のフロントブレーキには当然連動しないので、フロントだけで止まることも少なくないワタシのような人間だとブレーキランプを点けるためにリアブレーキを掛けてやらないと点灯しない妙な欠点もあった。珍商品ではブレーキシュー自体にLEDを埋め込みブレーキを掛けると点灯する商品もあったが、これはコスト的にもブレーキシューが選べなくなってしまう点でも問題があった。

今後、自転車界でも加速度センサーを応用した商品が増えると思われる。

新型パワーメーターは「DA 7900 Di2 group compatibility.」を謳う。ココが最大のポイントだろう。単に79コンポの自転車に装着して使うだけなら、従来型でも78チェーンリングで作動そのものは何ら問題ないし、79チェーンリングだって使うことは普通に出来る。しかし79の100%の性能を出すには、特にDi2で出すにはキチンと専用設計されることが必要だ。従前のSRM DURA-ACEよりも肉抜きが増えているが、剛性(SRMの場合、本体スパイダーアーム部分の剛性の高低が意外と精度に比例する)はどうか。チェーンリングの剛性が上がっている分で相殺?

7950対応の新型も、待てば出るのだろう。
79からチェーンリングの形状と装着方法が変わった関係で、チェーンリングの装着方法が些か特殊な従来型SRM DURA-ACE Compactへ7950のアウターチェーンリングを装着する事は不可能になった(皮肉にも従来型SRM DURA-ACEに7900チェーンリングを装着する事は可能)から、PCD 130mm用よりもむしろ火急を要するくらいなのだ。

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