EUROBIKE 2009 vol.5 けっこう大きな違いになるか?
いよいよ、メジャーペダルの中でTIMEだけが拘っていた「クリートに金属パーツを用いる」特徴は無くなった。
そのぶん軽くはなるだろう。
次に、この新ペダル
は単にカーボンの板バネを使うことで見た目が面白いとか少し軽くなる(誤差程度だが)とかそれだけじゃなくて決定的に新しいポイントが一つある。
「ステップアウトしている時はクリートを噛み込む“爪”が開いた状態で止まっており、ステップインするとその“爪”がバチンと噛み込む事で固定する」
まさにスキーのBinding*のようにだ。
この機構のせいで、従前よりステップインに必要な力が圧倒的に小さい(当然だ)。
あーなるほどねえ。
と暫し感心。
この発想、他社も追従(と書いてマネと読む)するのにそんなに時間は掛からない気がする。
シマノは良くも悪くも保守的だから真似しないかも知れないが。
*日本ではよく「ビンディング」と発音されているが、これは英語とドイツ語をチャンポンしたと推定される何語でもない謎発音なのだそうだ。
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コメント
こんばんは。「インドア猛者養成ギブス」で初カキコミしたカロリンです。
タイムペダルのステップインの固さが改善されるんですね!
脚が売り切れてステップインがしんどくなるたびに
「テメェのヘタレ脚が悪い」と
言わんばかりの硬派さが無くなり寂しいですが(笑)
ユーロバイクをLIVESTORONGさんの記事でチェックしながら
「日本のコース収録のトレーナーはまだか~」などと
性懲りもなく注目してます(たぶん出ないでしょうけれど)
投稿: カロリン | 2009年9月 8日 (火) 00:55
カロリンさんまいどです。
確かにTIMEのステップインは妙にカタくて、IMPACTからRXに代替わりしても全然改良されない欠点でありつづけましたが、どう見ても間違いなく軽くなります。
あとは信頼性でしょう。RXシリーズも暫く手こずりましたから。
「日本のコース収録トレーナー」は、最終的に日本人が作らない限り出ないんじゃないかなあと思っています。海外の開発者にそのセールスポイントが理解して貰えると思えないです。
「はぁ?コンチネンタルプロクラスが走るレースすら一回もやったことがないようなコースが、Mont VentouxやL'Alpe d'HuezやParis-RoubaixやRonde van Vlaanderenよりも意味があるだと!?寝言を抜かすな」
って返事が返ってきそうです。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2009年9月 8日 (火) 11:22