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2009年9月 5日 (土)

EUROBIKE 2009 vol.2 名前が「ジュール」なのがなかなかイイですな

EUROBIKE 2009で、CycleOpsが直前の噂通り大幅機能アップしたCPU「Joule」シリーズを発表した。

Cycleops_joule_20_30_600

手前がお馴染みの「Servo」
同じ外見と表示部のままナカミをブラッシュアップしつつ長生きした、CycleOpsユーザーお馴染みのCPUだ。

右奥が新CPU「Joule 2.0」で、左奥の大きい方は「Joule 3.0」となる。
3.0は同社Power Beam PROのようにANT+Sportでデータを飛ばすタイプの無線式固定トレーナー、もしくはPowerTap Wireless使用自転車をインドアトレーナー上で使うことを想定したもので、特に小型化せず多機能表示と多くのスイッチを備えることによる利便性を計っている。重くて大きく空気抵抗を生むであろうことを呑めば通常の路上走行にも使えるのだろうけど。

機能面では、コンパクト版たる2.0でもServoからすれば桁違いに多機能になって、もう完全に別モノへと進化した。どうやら充電式になったように見えるのも地味だが大きな変化だ。

個人的にCycleOpsの製品はどうも割高感が否めないのだが、信頼性の高さでSRMと並ぶかむしろ上回るくらいの非常に高いものを有している(有線式の頃はCPUに雨水が入って死んだりするトラブルも報告されていたが最近は全く聞かなくなった)のは確か。特に、様々な意味合いにおける「計測値の安定性」では現行の民生用パワーメーターで2009年現在最高と評価出来るだろう。だがCPUは信頼性こそあっても「値段ソコソコ、機能イマイチ」で、同時に表示できる要素の少なさや2キーオペレーションにしたせいで逆に煩雑になった操作体系はずっとボトルネックだった。それをJouleで一気に巻き返す気のようだ。PowerTapは良い意味で“枯れた”製品なので、CPUが改善されればより光る可能性は高い。

あとはこれほど一気に高機能化してバグがないかどうか。GarminのEDGE 705はとにかくアップデートの度にバグまたバグで「いいかげんにしろ」と怒髪天を衝くほど怒っているユーザーも少なくない。

CycleOpsは決して「お得な製品」を出すメーカーではない(前述の通り個人的感想ではむしろボッタクリ系に分類できる思っている)ので、安価さは期待できないだろう。

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コメント

349ドルでEDGE500が出ちゃうため、明らかにEdgeじゃなくJouleが良いと言える売りがない限り、499ドルでは相当厳しいような気もしますね。

投稿: ninico | 2009年9月 8日 (火) 20:09

ninico さんまいどです。
SARIS(CycleOps)の値付けは前からボッタクリ価格気味なので、ある意味これで一貫性はあると思いますし、表示の多彩さはそれなりにアドバンテージあるように思えました。

ハブもそうですけど、結局SARISは

「安くなきゃ買わない」って人にまで買って貰う必要はない

と思っているんじゃないでしょうか。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2009年9月16日 (水) 18:19

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