飢えているのは胃ではない
2010年のUCI登録断念を発表したばかりのシクリズムジャポン(梅丹本舗エキップアサダGDR 運営会社)
だが、そのプレスリリースにもあった通り「日本チームによるLe Tour de France出場」の夢は失っていないしブレていない。
きたる12月23日、トライアウトが行われる。
募集するのはもちろん「将来ツールを狙える選手」だ。
チームがすごい苦境にあるのは事実だが「自分たちがなにを目指し何処に行こうとしているのか」は些かもブレていない。死ぬまで飛ぶことをやめない鳥、だ。
「我こそは」と思う人は
office@cyclisme-japon.net
に応募してみたらいいと思う。必要事項は
-氏名 / 生年月日 / 住所 / 電話番号 / メールアドレス / 身長 / 体重 / 最終学歴
-スポーツ歴(自転車競技歴がある場合は具体的な成績を記載)
-自己PR(自由論文)
*2009年12月12日24時必着にてご送付お願い申し上げます。
*20歳以下の書類選考通過選手には、保護者による承諾書にサインしていただきます(後日メールにて発送)
金(人材もプレスリリースには書いてあるが、ようは金だろう)が揃わなくてUCI登録すら覚束ないチームのトライアウトなんて冗談じゃねえ、と思うヤツは、そう嘲笑しながらピザでも喰って脂肪だらけの腹をボリボリ掻いてればいい。誰もとめないし「とめてくれない」
彼らにとっては「志でメシは喰えない」じゃなく「志のないメシなど家畜の餌」なのだろう。
彼らが飢えているのは胃ではない。チャンスに飢えている。
人生の、本当に大事な選択ってそんなモンだ。
やらない理由の用意がうまい人間に出来ることなんて何もない。
切り開いたものだけがその先へ行ける。
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