つまらない負傷を防ぐのはとても大事なこと
先日「今日は走り足らん」と思って、夜の7時過ぎから65kmほど走った。
最低気温が零下だったことを知ったのは後の話である。
帰ってきた時は
「うひー、寒かったぁ!指(手の)が千切れそう。しかしさすがfuguJackだ何ともないぜ!」
とか脳天気な事を抜かしていたが、確かに物凄く寒かった。冷え切った指を、やかんで湯を沸かしついでに熱気で暖めようとしたら2箇所火傷した(冷え切っていた指が思い通りに動かなかったため)くらいに。
翌朝。
両足の第1、2指が痛い。
何かに思いっきりぶつけたように痛いぞ。
歩くのも困難なくらいメチャクチャ痛い。
ワケが分からない。
…オレは通風とは縁のない食生活で、尿酸値もすげえ低いぞ?(笑)
色々と考えた末に気がついた。
これって、もしかして「しもやけ」か?
気温の記録で物凄く寒かった事を確かめて確信。これはしもやけつまり軽〜い凍傷だと。なんせ、そんなにクソ寒いのにトゥーカバーのひとつもせずに走っていたのである!ワタシは何故か昔から足の膝から下の冷えとか痛いのにはやたら強い(精神的に。肉体的に強いかどうかでみるとむしろ弱い気さえする)ので、雪の降る中でもシューズカバーやトゥーカバーは滅多にしない。逆に夏場にはエアロシューズカバーを被せて走るのだから顛倒も甚だしい。 かつて足の腱が見えるほど足首を切った時も止血と固定だけして車を運転したりしていた。もちろんズキンズキンと痛かったが「何もしなくてもしても痛いのは一緒だから血さえ出なきゃO.K.」とよく分からないリクツで治るまでそのまんま普通にしていた。何故下肢の痛みにだけ妙に強いのかは自分でも謎だ。
翌日、その翌日と痛みは次第に引いたが「完治」はなかなかだ。ケッコー恐いものだな。
今は靴も進歩してマシになったのかも知れないが、かつては冬山に憑かれた登山家で足の指が10本全部揃っている人は珍しかった(=歴戦の登山家は凍傷で何本か足の指を落としているのが普通)のは伊達じゃないんだと実感。
京都市内に住んでいて自転車のしもやけで足の指を切断に至る事態など世界が氷河期にでもならないかぎり考えられないので多少のコトが起きても痛いだけで治るわけだが、どんな故障でも、治すのにエネルギーや時間をかなり壮大に無駄遣いする。故障しないことはとても大事なことだ。
これからはせめてトゥーカバーくらいは付けるようにしよう。
またしもやけカマしたらそれこそ「年寄りの冷や水」だ。
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コメント
はじめまして。いつも楽しみに読ませていただいております。
私も昨年、早朝の自転車通勤(大阪で2年前から始めました)で、シューズカバーをしていたにもかかわらず片方の足の指が軽い凍傷のようになったことがあります。調べてみると暖めてマッサージするのがいいとかあるので、毎日風呂上りにオロナインを塗ってさすっていましたが、なかなか良くならず、皮膚科に行って薬をもらったら数日で良くなりました。ユベラ軟膏とリンデロンV軟膏のミックスと書いてありました。一度お試しになったらよいかと思います。くれごれもご自愛ください。
投稿: MBK | 2009年12月28日 (月) 06:50