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2009年12月21日 (月)

真逆のアプローチ

グラファイトデザインのロードフレームが遂に市販化の運び。

ラグドのロード用METEOR speedと、モノコックのヒルクライム用METEOR launchだ。

今のロードフレームとはつまるところ“カーボンの塊”なんだから、ジテンシャでずっとやってきた人が作るのではなく「カーボンのプロ」が作ればいいものが出来るのでは?

そんなIfをカタチにしたのがGRAPHITE DESIGNの製品だ。
エキップアサダの選手達が使い始めた最初の頃は見た目とか「これはいかにも初めて自転車作った人が作ったらしい野暮ったいフレームだな」と思ったのだが、その後は物凄い勢いで洗練された。

「こんな風なカーボンパイプを作れば、このような特性が得られる」

のノウハウについては、GRAPHITE DESIGNはそりゃもう物凄いモノを持っていると思う。なんせ「カーボンパイプの製作と改良に明け暮れた20年を送ってきた」と評して過言ではないくらいカーボンシャフトばっかり作ってきた会社のようだ。きっとカーボンパイプの作り方は“分かっている”のだ。あとはどんな特性のパイプをどう組み合わせれば自転車用フレームとしてよいものになるのか、さえ分かればその特性のモノを作ることが出来るだろう。このアプローチが面白いと思う。何故なら普通は逆だ。欲しい特性があって、それにどうやって辿り着けばいいのかで苦労する。

特性の出し方は知っていても、どんな特性が良いのかは知らなかった技術者集団が作ったフレーム。

GRAPHITE DESIGNのMETEORシリーズは、このように通常とは真逆のアプローチで産み出された。目指したモノとしては「しなりを活かして進む」のようだ。TIMEを意識して作ったとも聞く。

「ちょっと試してみっか」で買える値段ではないが、世界に冠たるカーボン大国である日本の「カーボンのプロ」が作った自転車用フレーム。興味津々ではある。

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