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2009年12月14日 (月)

「10年も現役をはれた名作」か「10年も引っ張られてヨレヨレの死に体」か

大MAVICの「21世紀最初の10年」は、KSYRIUMなしに語れない。
21世紀初頭のMAVIC快進撃を支えた金看板である。
伝説的な、Marco PantaniとLance ArmstrongのMont Ventouxにおける一騎討ちで、Armstrongが使っていたホイールであるのも「KSYRIUM伝説」のワンシーンだ。

実はこの時が既にピークだったんじゃないか(=あとはずっと下り坂を転がり続けている)と思うのだけど。

さて、そんなKSYRIUMに遂に「10周年記念モデル」が登場した。名前は「K10」

Mavic_k10_jante

面白いことにタイヤとのセットである。MAVIC史上初だ。

チューブレスか!?と思ったのだが普通にクリンチャー。

ただし、普通のクリンチャータイヤではない。Bontrager Race X Lite Aero TT Clincherのようにリムとの間に段差が出来ないような特殊形状設計だ。特にエアロ設計ではない、いやむしろ今の感覚で行くとエアロ無視ホイールに近いK10に合わせて意味あるんか?と疑念を禁じ得ないが、誤差レベル(ホイールの空力そのものが根本的に大してよくないから)だろうけど「やらないよりやった方が意味がある」のは事実だし、記念モデルとしてのプレミアム感(笑)を出すのに貢献するのは間違いナイ。

MAVICの看板もあるこったし、限定数は売り切るだろう。

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