« 由来はともかく | トップページ | バイシクルカーツ »

2009年12月10日 (木)

足の裏は見るな

寝てるだけで脚が攣ったりアキレス腱痛で走れなくなったりとお騒がせなヤツである。
そうこうしているうちに、読者のうち治療のプロの方からアキレス腱が痛くなるのはハムストリングスあたりが疲労しているからではないかとご指摘を頂いた。

疲労しているのは間違いないです。
それも相当。

昔から鬼のように走ってきてそれなりの身体的素地が出来上がっている人が、その延長線上として今も走っているのとはワケが違う。体格的にそれほどワルくないのは有り難く父母に感謝だが、逆に特別優れたところもない普通のオッサンだ。それが、歯に衣着せず口の悪い表現をすれば

「裏山で採れた珍しいキノコをよく鑑定もせず食べてアタマおかしくなったんじゃないか?ってくらい猛然と、取り憑かれたように走り出した」

ようなもの。走りまくって脳内のブドウ糖は減少し軽い低酸素が続くから余計狂う一方だ(笑)。どのくらいまでが過負荷原則として適量でどのくらいから単なるやりすぎか分かっていないし、いまごろその境界を探っている始末だからお気楽な話だし、やりすぎで反動が出ないほど天与の素質に恵まれてもいない。このへんのお気楽さは趣味でやってるアマチュアの強み炸裂である。

そこで最近、気をつけているコトがある。

迂闊に脚を上げない。

なんだそりゃ?
座っていても立っていても、ハムストリングスを使って下肢を背面方向に持ち上げる動きをウカツにやると、わずか2、3秒でハムストリングス周りが攣る確率が極めて高いからだ。たとえば今のワタシにとって「履いたままで靴の裏を見ようとする」のは危険きわまりない自滅行為である(笑)

寝ていていきなり攣るのは先日書いた通りだが、朝ベッドから起きようとして上半身はまだ寝たまま脚をベッドから横に振り出し、下方向に軽く踏んだ瞬間バキーンと攣ることもよくある(苦笑)

自分でも「人間って凄いな」と呆れ半分に思うのは、こんな風に「朝、起きようとしただけで脚が攣る」「一瞬油断して面白いポーズを取ったら脚が攣る」くらいヘタっている脚が自転車で1日150km走っても攣らんコトだ。レースじゃないから「全力で走りさらにその先まで」走ろうとしたりしないのがまず大きいのだろうが、それでも60km走った翌日に150km走ってその翌日は80km走り…のような普通の人を呆れさせるのに余りある生活を続けても、不思議なことに走っている最中には攣らない。

でもさすがに本気で「近所に、いいスポーツマッサージをしてくれるお店はないのか」と探す気でいる今日この頃だ。それにしたってくたばりそうになってから探しているのだからお気楽(以下略)

プラス

「シッティングでハムストリングスを使って走るポジションは出来ているが、シッティングのままで大腿四頭筋を使って走るコトが難しい」

が、ここ3ヶ月くらい頭が痛い課題。シッティングのままオールアウトまでダッシュしても、大臀筋とか大腿二頭筋が「もうダメっす」状態になっているのに大腿四頭筋にはほとんど“来ない”まま。大腿四頭筋も満遍なく使って走ることが出来ていない。最初にオールアウトになるのは十中八九大臀筋である。それだけ現状のポジションは負荷がエンデュランスマッスル群に偏重してしまっているのだろう。道理でケツとモモ裏ばかりもりもり発達し、脚が横に太くならず前後に太くなっていくワケだ。時々何かに映った自分の横姿を見ると「あれ?オレはもっと貧相なケツだったと思うのだが…」と違和感すら感じる。エネルギーさえ切れなければエンエン走れそうな気がするくらい脚がアガらなくなったのに、速度の「伸び」は誤差程度にしか向上していない。ダンシングなら大腿四頭筋を使うことは当然出来るが、これは解決になっていない。

それこそSPECIALIZEDのBG-FITとか診て貰った方が良さそうで、診て貰うコトに抵抗感があるわけでもないのだが、コレも近くにない気がするぞ。

|

« 由来はともかく | トップページ | バイシクルカーツ »

コメント

いつも興味深く拝見しています。

ロードバイク(LOOK)に乗って約2年が経ちます。クラブチームには所属せず一人で試行錯誤している為、走りに関する疑問が山積しています。その内の一つが「ハムストリングスとケツを使って走る」ということです。雑誌やインターネットを参考にいろいろ試みていますが、未だ納得出来ていません。

今の時点で自分なりに達した結論は、後ろ乗りで脚を前に蹴り出す(所謂、今中式?)ことだと考えていますが如何でしょうか。
もしよろしければ、ポジション・効果的な練習方法・意識すべきこと等ブログで取り上げて頂けませんでしょうか。この話題はロードバイク初心者にとって最も知りたい事のひとつだと思います。

誠に勝手な、一方的なお願いで恐縮です。しかし本気で知りたいのでコメントを入れさせて頂きました。
今後も益々のご活躍を楽しみにしております。

投稿: Takao | 2009年12月10日 (木) 01:19

サドルの位置(まず前後、次に上下)なんでしょうけど、、
ポジショニングに詳しいわけではないし、
おそらく御自身でも勘付かれているでしょうから大層なことは言えず・・・。

投稿: POLA-MIN | 2009年12月10日 (木) 04:13

Takaoさんはじめまして。
これからもよろしくお願いします。

ワタシがやっているポジション調整のリクツは、良く書けばシンプル。悪く書けば単純で効率が悪いです。ストレートな「答え」が欲しければやっぱりBG-FITのような「金を取れるポジショニングアドバイス」を受けるのが一番だと思います。

何でも金だとは思いませんが、それで商売して金を取ろうってものと、善意のタダでやるものとでは覚悟がまるで違います。金取ってイイカゲンは許されませんが、善意のタダ知識には、受け取る側はともかくアドバイスする側の意識のバラツキが避けられません。

ハナクソほじりながら20秒で「なんとなく」考えただけかも知れないし、逆に「タダだからこそ出来る、金取ったら到底ペイしないとんでもない時間と金を注ぎ込んだ研究」をしているかも知れません。それは見えませんし、20年来の友人に訊ねるならともかく、顔や声を知らない人に後者を期待するのは、ポジションの誤りとは致命的故障を招くモノでもあることを考えると楽観的すぎると思います。それに後者が正しい保証だってなにもないです。個人の思い込みで袋小路に突進しているだけかも知れません。

ただ、もともといずれ書く気のネタであり折角リクエストも頂きましたので近日中に書きます。前述の通り本当にシンプルで大したことありませんが。

POLA-MINさんまいどです。
サドル〜ペダル間の距離は「遂に見えた」感がありますので、変えるべきポイントはどうやらクランク長だと最近思ってます。クランクは長いほどハムストリングスを使いづらい(=それ以外の筋肉に負荷がかかる)からです。遂に「このクランクではオレには短い」と抜かす段階に来たのか?と。リクエストが来たことですのでエントリーを起こして書きます。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2009年12月10日 (木) 06:22

私も全く同じ症状で、4頭筋に疲労が来る時はダンシングで全力ヒルクライムをしたときだけです。
でもクランクを伸ばすと、胴体と脚が近づきすぎて上死点を上手くクリアできなくなっちゃうんですよね・・・

そこを如何すべきか、現在悩み中です。

ちなみに股下79でクランクは165いくらなんでも短すぎかな?
なんて思っていますが。

投稿: やまさん | 2009年12月10日 (木) 17:19

続編を楽しみにしております。
物事に対する間合いと姿勢、切れのいい文章、いかしてますね。

投稿: Takao | 2009年12月11日 (金) 01:32

 スポーツリハを積極的に行っている病院を探して、受診後にトレーニングのアドバイスとリハメニューを立ててもらった方が良いのではないでしょうか?
一口に足がつるといっても、要因は単なる電解質の不均等や最悪筋損傷などさまざまですし、どの筋がつっているのか、つっていないのかによっても対応方法が変わってきます。
安易にマッサージしちゃうと筋の損傷を悪化させる可能性も有りますし、ドクターの診断結果の後、方向性を決めたほうが良いのではないかと。

投稿: ninico | 2009年12月11日 (金) 09:30

やまさん さんまいどです。
足の長さは、クランクの長さを決定する“一要素”以上のモノではありませんね。体格要素は参考であって基準ではない。

今のところワタシには「最適クランク長は、大腿二頭筋と大腿四頭筋の最適稼働バランス(目指したい走りに応じた)で決めるもの」としか思えません。こう考えると、プロ選手がTTとロードで長さを変えたり変えなかったりするのも説明が付きます。

Takao さんまいどです。
ありがとうございます。

ninico さんまいどです。
真摯なアドバイス誠にありがとうございます。血液検査の結果(少なくとも顕著な病変兆候はなし)も出ましたし、病院は探す気です。

ただ

「じゃあどこがいいスポーツドクターなのだ?(通院容易性も勘案して)」

が難しい問題です。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2009年12月15日 (火) 05:20

無責任なアドバイスをしてしまい申し訳ありません。
京都の知り合いに聞いてみたのですが、京都にはスポーツ外傷やスポーツ障害で有名な病院は無いと思って良いと言われてしまいました。(逆にと言うか、老人のリハビリなどに優れている病院は非常に多いようです)
ただ、京都近隣では大阪や奈良に自転車競技者のリハに関する論文を発表して居る人もいるようです。

投稿: ninico | 2009年12月16日 (水) 20:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170044/46979979

この記事へのトラックバック一覧です: 足の裏は見るな:

« 由来はともかく | トップページ | バイシクルカーツ »