5割じゃもの足りない
TRANSITION(調光)レンズが出て以来、TRANSITIONでないレンズを使うのがすっかり億劫になった。
本当に便利だ。
しかもOAKLEYのTRANSITIONは当社比で「色が変化する速度が速い」のがウリで、光量の変化に強い。
だが、使い続けると分かる。完璧ではない。
- 50%よりも透過率が高くなるTRANSITIONはない
- POLARIZED TRANSITIONはない
この2点が気になる。1は調光レンズの根幹にかかわる。結局「調光レンズの良さ」とは透過率の範囲が広いことに尽きるので、透過率の変化幅が狭ければ狭いほど調光の意味がない。特に高い透過率への調光は他社で既に実現しているだけにムカつく。RUDY PROJECTには、暗ければ80%弱(「80%以上」と書いていたが、ワタシの記憶違いで最大透過率78%なので訂正させて頂く。指摘して頂いたfeeline氏に感謝したい)に透過率が高くなり明るいところでは20%未満の透過率まで遮光される、非常に広い範囲をカバーする抜群にオールマイティーな調光レンズがある。
「大OAKLEY」には何故できんのだ?と思い続けて1年以上。
出る気配はない。
ま、OAKLEYは「画期的な新製品を出すのはいつも遅い」メーカーだし、OAKLEY自身「決定打を出すとソレばかり売れて他が売れなくなるし、その後の商品販売にも影響する」ことくらい百も承知なイヤらしさだけはしっかりしているから、過度な期待はしないほうが良いな。
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コメント
カタログによるとimpactX Photochromic Clear レンズで
Luminous Transmittance 18/78% だそうです。
投稿: feeline | 2009年12月23日 (水) 11:00
いつも興味深く拝見しております。
最近Flak Jacketの度入りをRXプログラムで作ったのですが、トランジションズ調光レンズ クリア/グレイ(ARコート付き)のスペック上の透過率は18/95%でした。
http://www.kineidou.co.jp/oakley/sportrenzu/dotuki/dotuki.htm
実際、暗所においた状態では眼鏡と変わらないレンズカラーでしたし、外に出た時はそれなりの透過率になっていました。
度入りにするとレンズだけでも4万円近くしますし、高透過率なのは度入りの場合のみ選択可能なレンズなのかもしれませんが、ご参考情報としてご提示させていただきます。
投稿: daishi | 2009年12月26日 (土) 21:58