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2009年12月19日 (土)

WINGSPAN

プロツアーチームMILRAMがTTで使用していたRUDY PROJECTの新型ヘルメットが発売される。

Rudyprojectwingspan_blackside600x36

名前は「WINGSPAN」
写真は黒だが白もある。

面白い点がいくつかある。
LASER TARDIZにも似た「エアロヘルメットにあるまじき大きなベンチレーションホールを採用し、頭が蒸れにくい」のがまず1つめ。
そしてこのベンチレーションホールを塞ぐオプションが複数、最初から用意されるのが2つめ。
そしてアンダーカバーが取り外し式で、好きなように(いやポジションに応じて)付けたり外したりできるのが3つめ。

Rudyprojectwingspan_inside

これほど多彩なオプションの考え方は初めてで、かの「チャリ毛」パフォーマンスバイオニックウイングを作ったRUDY PROJECTらしいなと思う。

ベンチレーションホールに対して「全開」「網目で塞ぐ」「完全に塞いでしまう」の3段階調節を可能にしたのはとてもユニークだ。単に塞いでしまうオプションが付いてくるエアロヘルメットはちらほらあったが。これはたぶんどのくらい空気を通すかで頭のベンチレーション度合いを調節する意図がまず第一で、第二にそれによって空力も当然変わるだろう。全開にした時の空気の流し方は、SPECIALIZED TT2と似ている。

もし風洞実験が可能であるなら、ベンチレーションホールを開けたり塞いだりアンダーカバーを付けたり外したりして「そのライダーのポジションで最も空気抵抗が減る組み合わせ」を試せるから、ケッコー画期的じゃないのかコレは?アンダーカバーはポジションによって「綺麗に空気を流せるからあった方がよい」場合と「付いている事により負圧を発生しドラッグを産んでしまってむしろマイナス」の場合と両方あり、一概に無用とか必要とか断言するのは阿呆が寝ながらほざく寝言に等しいくらい難しいのだ。同一メーカーでも付けたり外したり右往左往しているのは決して血迷っていたり前が“間違っていた”からではナイ。

“横顔”は幻のプロ専用ヘルメットGIRO Rev VIに良く似ている。Rev VIの“尾っぽ”を短く、アンダーカバーを無くしたようなシルエット。2009年現在最も大胆なOGKとタメを張るくらい先鋭的な「短く・下方に落とした」尾っぽのシェイプだ。

多彩なオプション装備と王道ド真ん中の基本デザインは、誤解を恐れない表現で書けば

「空力ごっこ」をやるのにこれ以上オイシイ話のタネはそうはない

そんな面白そうなエアロヘルメットだと思う。ちょっと高いけどネ。

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