« 「自分のためだけの小説を数冊書き上げ、金庫に保管していた」との噂あり | トップページ | ちゃんと返せよ。 »

2010年2月 2日 (火)

遂に来た「量的限界」

自分でも驚くほど、疲れていたらしい。
「らしい」のは、体感ではそんなに疲れていると思わなかったからだ。

1月31日、2月1日と2日連続でただの1mも走らなかった。
2日連続は半年以上に渡って記憶がない。
しかも1月31日も1日15時間くらい猛烈に爆睡したのに、2月1日はホームセンターで買い物をしている最中、ちょっとしゃがんだらナンとそのまま寝そう(苦笑)になり、立ち上がるのに苦労した。これはマズイとその後の予定を全てキャンセルして帰って横になると、当然のように翌朝まで意識消失。1日で計18時間くらい寝た。

2月1日は日中の気温が3℃で雨が一日降り続き、しかも断続的に土砂降りに近い降り方にまでなったので外を走るのはあまりにリスクが高く無駄が多い状態だった(効率は上がるはずもないし、病気になりに行くようなものだ)が、そうでなくても1月30日夜くらいから風邪の引きかけのような自覚症状があり到底走れた状態でなかった。

そんな月末月初だったが、2010年1月はアキレス腱故障がほぼ一ヶ月を通して続いたうえ最終日31日は全く走らなかったにもかかわらず、消費エネルギーの史上最高記録を更新した。

だがどうやら、このくらいが限界か。
あとはこの量をどんな内容に振り分けるか、で考えていくべきだろう。

じっさい、これ以上の「量」はもはや仕事をやめ自転車にだけ乗る生活(すぐ生活が立ち行かなくなるが。苦笑)でもやらない限りほとんど無理なところまで来ていたので、限界に達したコトに特段の感慨・悔しさ等はなく「ああなるほどこんなもんか」と納得の行くところではある。

トレーニングの量を積算する方法は幾つかある。

  1. 距離
  2. 時間
  3. 消費エネルギー
  4. TSS(Training Stress Score)

などなど。
TSSを使うのがナウなヤング(以下略)だと思うが、気が付いている読者ならとっくにお気づきの通りワタシはかなり重症の面倒くさがりなので、単純な消費エネルギーベースでやっている。距離とか時間は目安程度だ。何故なら無負荷の3本をブンブン回せば距離なんて物凄い勢いで伸びるし、同じ三本でも負荷付きだと1時間で距離にしてせいぜい15kmくらいしか伸びなくて普通。実走でもアップダウンのほとんどないサイクリングロードをダラダラ走った50kmと山岳コースでシャカリキになって峠を8つ超えた50kmを等価に評価するなど馬鹿馬鹿しくてハナシにならん。ましてやインドアトレーナー(T8のような)に乗ってのトレーニングだと3時間やっても距離は0mだ。インドアトレーナーに表示される根拠不明の距離を足したり「〜km換算」とかする手もあるのだろうが、そのような「〜km換算」をやり始めるとワタシはすぐズルし始める性格なのを自分で分かっているのでナントカ換算は一切やらない。時間もダメだ。こいつは「ゆるい運動を長時間やるのが一番高評価」になる、とんでもない指標だからだ。頑張るほど損、で頑張る奴などおらん。とするとどれにでも通じる単一指標はエネルギー(とTSS)だけ。

消費エネルギーベースのトレーニング評価法は随分単純な割に奥が深く、中身の濃いトレーニングだとちゃんと高得点になるし、長時間やれば高得点だ。高い強度だからとちょっとしかやらなければ消費エネルギー量は低いし、LSDにしてもあまりに強度が低いと「やってもやってもエネルギー量がなかなか増えない」状態となる。

パワートレーニングの大家であるDr. Coggan

「大量にエネルギーを摂取し大量にエネルギー消費するサイクルを延々と繰り返すこと以外に有酸素運動能力を向上させる王道などない」

と断言しているそうだ。ワタシも昨年10月以降エンエンと基礎的なトレーニングに傾注し続けた結果、LSD時の強度がずんずん上がってきた。有酸素運動能力とはつまるところ「連続してエネルギーを代謝・消費する能力」に他ならない。沢山エネルギーを使う人間=優秀な運動能力を有している人間、なのだ。連続してかけられる負荷が200Wの人間と300Wでも連続してかけられる人間とでは、当然ながら後者の方が1.5倍のペースでエネルギーを消費する。ついつい出力ばかりに目が行きがちだが、消費エネルギーも等価の軸であるため能力を評価するとき「換算を必要としない明確な指標」となる。前者は1.5倍のトレーニング時間を投入しない限り同じエネルギーを使うことはできないのだ。大量のエネルギーを消費来出る=高い負荷に長時間耐えられることを意味するので、エネルギー消費ベースでトレーニングを評価する方法はシンプルで的確でウソがない。

ただしこの場合、心拍計ベースの消費エネルギーはアヤシイと思う。何故なら心拍計ベースのものの多くが、ペダルが止まっている間もエネルギーを消費していることになっているし、心拍計自身はライダーの仕事量を知ることはできないので身長、体重、トレーニングレベルの設定値から「推定」したモノに過ぎず、それらの値全てが正しく設定されなければおそろしくいい加減な値がカンタンに出てしまうからだ。これは心拍計とパワーメーターを同時に使ってみればすぐ分かる。心拍計の出すエネルギー消費値がいかにアバウトか一目瞭然で、すぐ「そんなもん」は「参考にもならぬわ」と見向きもしなくなる。「目安」だとか「オレ頑張った」のための数字ならそれでも良いだろうが、トレーニングの評価指標とするならば、あくまで仕事量に応じた消費エネルギーでなければならない。とすればパワーメーターが弾き出したものか、それなりにまともなインドアトレーナー(つまるところ「固定式パワートレーニング装置」でなければならないだろう)が出した値でなければならない。仮にLSDしかやらないとしても適性強度を決め消費エネルギーを計測するためにパワーメーターは必須だ。そしてワタシの知る限り、まともにパワー値を出せるインドアトレーナーはPowerTapよりも高く、下手するとSRMさえ上回る。

2月も「可能性があれば」1月を超える「量」を目指しつつ、無理はしないで同値維持から始めようと思う。

そして質を高める。無駄はできない。

たまたま、まさにたまたま予定通り仕事を休んでいたからいいようなものの、そう何回もダウンできん。一応社会人なのだから。

|

« 「自分のためだけの小説を数冊書き上げ、金庫に保管していた」との噂あり | トップページ | ちゃんと返せよ。 »

コメント

貴ブログで同値維持と書かれると、ややネガティブに見えてしまう(^^;

ちなみに、私も疲労と比例するように眠気が強くなります。
決まって足の裏が張るという症状(?)もあり。

投稿: POLA-MIN | 2010年2月 2日 (火) 13:29

POLA-MIN さんまいどです

2月は28日しかないので、同じ事をしていたら「維持」できないです(微笑)

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2010年2月 3日 (水) 06:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170044/47457925

この記事へのトラックバック一覧です: 遂に来た「量的限界」:

« 「自分のためだけの小説を数冊書き上げ、金庫に保管していた」との噂あり | トップページ | ちゃんと返せよ。 »