それはスフィンクスとの問答のようだ
ただしトラック競技用だ。形状が見ての通り飛び抜けて突飛なため、普通の方法で通常の位置にブレーキレバーやデュアルコントロールレバーを装着することはできない。
この大変ユニークな形状は、ドロップハンドルしか使ってはいけないルールの下でエアロブルホーンに近い空力を得るには…を追求した結果生まれたものだ。グニャッと盛り上がった部分をグリップするコトでそのような効果を実現する。ようは「デュアルコントロールレバーのブラケット先端を握って可能な限り前腕を前に伸ばした上で、上半身を地面と水平にし、顎を引くのが一番空気抵抗が低い」をトラック競技でも出来る限り可能にしようと頑張った結果、この異様に懐が深いドロップと盛り上がった形状が生まれたワケだ。
ははぁ〜。なるほど…。
そのアイデアに感動する。
なんだって、まだまだ工夫の余地はある。
「これ以上工夫の余地はない」だったり「もう限界」だったりするのは「情熱が足りないから」だな。
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コメント
前部分の造形がなくなればロードでも使えるのにぃぃ・・・!!
投稿: POLA-MIN | 2010年3月28日 (日) 16:27