「ファンの常識、非常識」ってコトで、普通の人なら大満足できる一冊
井上雄彦ファンにしてみれば「いまさら取り上げるまでもないだろ」的一冊。
vagabond 特別編が掲載。
これだけでも値打ちがあるし、インタビューも面白い。
ここ数年の井上雄彦はもはや禅僧に近い領域に達してきており、とにかく描くことへの打ち込みぶりはもはや「常軌を逸している」と表現してもなんらおかしくないほど凄まじいものがある。
相当コアなファンなら常識でもライトな井上ファンだと「あれ、そんな漫画描いてたの?」な作品群も紹介されている。
もっとも作品紹介についてはマガジンハウスが過去に出した井上雄彦特集と被るのだけど。
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コメント
漫画の一つの到達点なのか、もはや漫画ですら無いのか、とにかく凄い世界へと到達しているという点で尊敬します。「強い人は皆優しい」名言だらけですね。
投稿: kouyou | 2010年4月24日 (土) 08:06