« 大層な値段の割にはあまり軽くない? | トップページ | チーム マイナス33 »

2010年12月23日 (木)

難しいことなんて何もない。秘密にするような秘密もナイ。

以前からなのだが「一体どんなトレーニングをしているのか?」と質問を頂くことが結構ある。

結論から書かせて貰うと、

もっと速い人か、もっと研究している人に聞いた方がいいですぜ。聞く相手間違ってると思いますヨ(笑)

ワタシのやってることは、結局ほとんど変わっていない。何回聞かれても一緒。
つまるところ「延々LSDをやる」だけ。
変わったのは、やる量の目標が突然ムチャクチャ多くなり、そのためにより多くの時間を投入するようになり、もともとこのBlogを書くのに使っていた時間がなくなったためBlogの更新が滞りがちになった(他の理由もあり。別記)トホホな状態が現状。

とにかく、物凄く単純なのだ。なんせ一行で書ける。

毎朝3時に起きて、3本ローラーでLSDをやる。

これだけだ。すげえ。説明に30字不要だ!(笑)

で、これは「メシを喰う」とか「トイレに行く」「歯を磨く」くらいのノリでやってるコトで、今や完全に日常化しており特別だったりしない。お前は今までに喰ったパンの枚数を覚えているのか?と。起きるのも、始めた当初は朝5時だったが段々エスカレートして4時になり3時になり、3時で完全定着した。たぶん、トレーニングが特別なコトであるうちは大したことないのだ。ワタシが「走りに行く」とか「走った」とかは、この3時間とは別の話。朝やって、昼やって、夕方やって、寝る前にまたやったコトもある。それゆえ2010年12月現在までの最長で、1日14時間弱くらいサドルの上に居たことがある。病気通り越して狂ってると思う。これくらいやると3本も凄くなってきて、3本ローラーやりながら両手で携帯のメール打ったりすることも普通にできるようになった。手放しとか真後ろ向いたりするとかは勿論できる。流星群の日は空をずっと見上げて流星を数えながらやった。ダンシングも段々慣れてきて、Avp200Wくらいならタイヤをほとんど無駄にスリップさせることなく出来るとこまで来た。これは路上走行でも物凄い役に立っていて、ダンシングが桁違いにスムーズになった。出力が脈動しないからだ。右に左にヨレまくって登っていく人(ぶっちゃけ本当に真っ直ぐ登れる人など10人に1人いるかどうかの少数派であるが)を見かけると「うわ〜…。貴男はその右往左往と尺取り虫行進で20Wはロスしてるよ勿体ない」等と余計な心配をしてしまう。3本は、やってると「あ〜〜〜〜。今オレ物凄くスムーズにペダリングできてる」と感じる時間帯があって、本当に自転車が全然揺れないしローラーの幅が5cmでも落ちないであろうくらい左右にも全然動かない。まるで静止しているような状態になる。この時のペダリングをいつでもどこでもどんなパワーでも再現できるように、とひたすらやり続ける。残念ながらまだまだ修行中の身。3時間やってもこの「静止時間」は長くて40分くらいだ。集中を欠いたときは3時間やって5分に満たない時もある。たかが手放しできたり後ろを向きながら走れたりするくらいで極めたなどとふざけた妄言は到底吐けたものではない。やってもやってもいくらでも極める先がある。

大事なことは全部3本ローラーで教わった。

くらいの勢いだ。高強度トレーニングもやるが、今でも全トレーニング時間の80%くらいはLSDだ。それでFTP300W超まで行けたので「全く間違っている」とは思えない。取りあえずこれで「全然伸びなくなった」となるまでマイ人体実験する気だ。もっともLSDばかりやるのも無根拠ではなくて、以前当Blogで書いた通りドイツのトラック競技ナショナルチームがほとんどLSDばかりやる極端な「ホントにそれで大丈夫か」なトレーニングで実際にメダルGetした実績がある。ただし走行量が本当に桁違いで、本当の意味でのLSDだ。LSDごっこが好きな人がちょくちょくやるSSD(Short Slow Distance)ではない。最も走らなかった選手でさえ年間2万km以上のLSDをやったのだから凄いコトなのだが、これを「へー凄いねえ」で終わらせるのは誰でも出来る。そこでバカだから「そんなに凄え成果が出るならオレも同じだけやってみっか」と立ち上がっただけなのである。つまり、ワタシもなんだかんだで「もっと速」て「もっと研究して」る人のやり方を、適当なオレオレ解釈・改変を加えることなくそのまんまやってるだけなのだ、実は。才能に恵まれ努力も重ねて完成させた肉体を持ち、短時間の集中練習でも成果を出せる人と同じコトやって凡人が強くなるワケない。がポリシーだ。凡人は、才能ある人間に真似の出来ないムチャな量をこなして初めて同じ土俵に立てる。オヤジだから精神論語らせたら30分でも1時間でも喋るよ、と(笑)

繰り返しになるが、トレーニングについてInnovativeな何かを得たければトレーニングメソッドの良し悪しについて科学的にきっちり研究している人に師事した方が良くて、ワタシに聞くのはマチガイだと思う。ワタシは「既に成功結果の出たやりかた」を、エッセンスだけ抜き出すようなコトをせずそのまんまストレートかつ愚直になぞっているだけだからだ。難しいコトなんて何もない。LSDだけで年間2万km以上走ってみりゃ見違えるようになる。保証する。そこで「出来ない理由」を用意するのが上手い人は、何をやらせてもまた別の「出来ない理由」を器用に用意して、結局やらない。方法論など関係ないのである。

|

« 大層な値段の割にはあまり軽くない? | トップページ | チーム マイナス33 »

コメント

早速ありがとうございます。
なんかその感じというか勢いがいいんですよ!
読んでいて、次なにが出てくる?!ってわくわくするんです。

真似出来ないけど、ムラムラって元気を頂ける。
相当凄いことをやってるのに、さらりと自虐風というか・・・、
自然と笑みが出てしまいます。

さて、私が目指すのは速さというより早さでしょうか、競争
ではなく、鼻歌まじりで35km/hで永遠と走れるように
なりたいなって思ってます。現在28km/hを平均で走れ
るかなってくらいのひよっこです。

今日のようなレポートは色々と参考になります。まだ見ぬ頂
といいますかその一端を感じさせてくれるので。
また時々お願いします。応援しています。

投稿: しんしん | 2010年12月23日 (木) 04:46

高く評価していただいてありがとうございます。
「自分に勝つ」サイクルを何があってもへこたれずに延々繰り返すと、気が付いたら怪物化した自分に出会えますよ。人と比べると雑念が入って案外難しいです。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2011年1月 7日 (金) 13:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170044/50370243

この記事へのトラックバック一覧です: 難しいことなんて何もない。秘密にするような秘密もナイ。:

« 大層な値段の割にはあまり軽くない? | トップページ | チーム マイナス33 »