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2011年1月 6日 (木)

小学生の算数で行こう

2011年の目標。
Keep it simple.
Back to basic.

あと5回転回す。

2010年の最高パワーは、Avc100rpmで記録した。
同じギア比で105rpmに上げられれば15W上がる計算だ。

まるで小学校レベルの算数(笑)だが、このシンプル極まりない理屈を実現するためには更にパワーアップした心肺が必要となる。2010年にも増して冬のLSDは絶対課題だ。

クランク長も延ばす必要があるかも知れない。

いや、回転数を5上げたうえクランクを伸ばすことが出来れば、もっとパワーアップする。

リンク先記事に考察があるし、2010年に走り込む中で実感としても納得が行ったのだが、短いクランクほど一定の場所に負荷が集中してしまう傾向があると思う。逆に書けば、長いクランクを回すには下半身の全てが発達していなければならない。少ないパワーであるうちは「そこさえ鍛えれば即出力向上に貢献する」短いクランクは有効であると今も確信するが、目指すパワーが増大するにつれ「必ず同じ筋肉が最初にパンクする」走りを繰り返す弱点へと反転しかねない。かつてIvan BassoはTTが弱かったが、Riis監督いわく、二人三脚でTT強化に取り組むなかで「クランク長を長く、回転数はより速く」していったそうだ。そうしてBassoはGiro d'Italiaを初制覇した。RiisはTTに弱かったクライマーを次々TTで速くしている(Basso、Sastre、Schleck…)ので、理に適った強化法が理屈通りに実を結んでいるコトが分かる。エネルギー効率はペダルスピードが司っているので「クランク伸長=ケイデンス低下」なら意味がない。最低限、維持だ。そして「より速く回すためにクランクを長くする」一見不合理にも見える選択こそが速さへ辿り着く。ワタシは2010年は3回クランク長を変更している。ただ伸ばしたのでもなく、一度わざと短いものに戻して体感がどう変わるかも実験した。クランク長は本当に奥が深いと実感するし、コレに関してはちゃんと学術的に調べもせず多少の年季と都市伝説の収集で分かったつもりになるのが一番危険だとも思った。その当人の練度によっても感じられるものにエラい違いがある。「重いギアも踏める人間があえて高回転で回す」のと「回すことしかできないからひたすら回す」のとでは、見た目が同じでも中味天地である。逆に、速く動く脚を持たないことをごまかすために長いクランクをチョイスするのもおよそスポーツマンのやることじゃあないわナ。FTPのテストだって、あえて80rpmでやってみたり120rpmでやってみたり(高回転に慣れていない人がやると危険ですらあるので注意)して初めて「あまりに高回転を目指しても出力は上がらない」「回転を下げると長時間維持できない」と喋れるわけで、自分は試さず人から聞いたコトを自分の言葉のように喋ってもそんなカルい言葉じゃ石ころの一つも動かせんよ。

年間3万km以上走る今なら、更なるクランク伸長にも耐えられる気がする。off-seasonの今こそチャレンジだ。

困難な課題こそ、シンプルな目標を掲げてこれをクリア。

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» 結局クランク長さはどうする? [simple is best(hyh日記)]
LIVESTRONG MODERATELY. > 「小学生の算数で行こう」 上記記事にクランク長さについて書かれている。やる気のでることが書かれている… 長いクランクを回すには下半身の全てが発達していなければなら...... [続きを読む]

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