Top of the WorldはCarpentersの名曲です
病人同士は呼び合うのか…。
どんな因果で流れ着いたのか、LEWが最後に生産しようとしていて計画倒れのままLEW倒産となったロープロファイル軽量リム「Lew RIM TOTW」のプロトタイプ入手。
わたくしナンか知らんがLEW Racingと縁があるらしい。
早速計った実測、200g未満。
流石に凄味がある。
ReynoldsのKOM(絶版)やENVE CompositesがEDGE銘の頃に出していたモノよりも軽い。
たぶんLEWは量産型190g切りを目指していたんだろう。リム単体18Xgは「とにかく軽いのが欲しい」人にとって相当インパクトある数字だ。
取りあえずこのリムの「最期の地」がワタシの下なのは間違いない。どう組んでどう使うかはこれから検討だが、未だ世界に一つも市販されていない200gに満たないリムのどこをどう贔屓目に見ても絶対に強度が低いのは間違いない。前出EDGEの1.25が頻繁にマイナーチェンジを繰り返し、その度に重くなって現行255gまで太った(笑)のはちゃんと理由があって、強度、特にブレーキ耐性があまりに低かったからだ。ましてやEDGE 1.25の最もヤバい初期型より更に軽いこのリム、強度十分と考えるアタマは確実におかしいし長生きできない。コイツが強いか弱いかなど議論の対象ではないのだ。使ってまた割れたらイヤだな(苦笑)とも思うが、ご存知(?)の通り割れたからと懲りて無難な路線に行く性格ではなくむしろエスカレートするタイプである。火中の栗を「熱いと分からないから」拾うのではなく「熱いと分かっているから、どのくらい熱いか知りたくて」拾うような人間だ。
いまレース用の後輪が空席であり、コイツを使うにしろ使わないにしろもう一度組まねばならない。違う意味で懲りてない「VT-1 RIMでもう一度」の思いもあり、どんなカタチでこの穴を埋めるのか悩みは尽きない。そしてこんなコトを考えている時間は案外楽しいものだ。
なんせ考えてるだけなら割れないからな!(笑)
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コメント
>> わたくしナンか知らんがLEW Racingと縁があるらしい。
求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。です。
投稿: @yuwskey | 2011年1月15日 (土) 16:35
LIVESTRONG 9//26さんこんにちは。
TOTW入手おめでとうございます。
僕はLewのディープリムかナショナルチーム供給のディスクが欲しかったですが、
もう購入不可能(特にディスクは)っぽいですし、
元々Lightweightミーハーなので、旧型よりデザインが良くなった(個人的には旧型を買って黒く塗ってやろうかと思っていたくらいに旧型のデザインは気に入らなかったので)新型ディスクを見てしまっては、レイノルズが軽量ディスク出してくれるまで待てば良いかと(笑)
でも二人の職人が造っていた頃のホイール(僕が持っているモデル)は好きですが、CarbonSportsがファクトリー化したホイールは今ひとつ好きになれないのも事実です。あくまでも利益主義、芸術品を造ろうという姿勢は無い様に思いますが…
投稿: Lightweighter | 2011年1月16日 (日) 15:10