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2011年3月26日 (土)

CAS

Le Tour de France 2010におけるClenbuterol検出問題でスペイン自転車連盟から無罪放免を言い渡されたAlberto Contadorの一件だが、予想通り(かどうかは知らんが、少なくともワタシはそう予想していた)UCIがCourt of Arbitration for SportいわゆるCASに上訴した。

上訴期日ギリギリ最終日のコトである。

この問題は、スポーツ仲裁裁判所の判断を仰ぐこととなった。

Clenbuterolに絡むドーピング問題に詳しい人なら知っての通り、当時RadioShackの、LI Fuyuがマッタク同じパターンでClenbuterolクロ判定を受けて既に2年の出場停止処分を喰らっている。そしてContadorは無罪放免と、同じ薬物なのに結果が180度違う結果となってしまっているのが現状だ。そしてこれもこの問題に詳しい人なら既知の通り、Contadorから検出されたClenbuterolはFuyuの場合よりも「目が点になるくらい少ない」のは両者の違いとして挙げれば確かに違いだが、既出の通りスペイン車連は量が多いとか少ないとかの問題に完全シカトをかましたまま「無罪!」をブチ上げてしまっている。

正直な気持ちとして「結果がどうあれ、シロクロの線引きをこの際はっきりさせて欲しい」と思う。

このままいくと、文明社会に生きていながらありとあらゆる人造物質抜きの、化学物質過敏症患者さんのような生活を送らなければドーピングチェックに引っかかり出場停止処分の時代が来るだろう。それはアリなのか?選手は無菌の実験室の中で培養される実験動物じゃないぞ。今回の問題は、血液からC.E.R.A.が検出されたようなのとはワケが違う。このままいくとプロ選手は契約農場で作らせた完全無添加食材を世界中どこにも持参してのマイ弁当だけを喰い、水すらマイボトル以外一切口にしないカルト宗教団体のような生活をしないとおちおち枕を高くして寝ることもできないようになってしまう。そんなことがアンチドーピングの目的だったのか?(余談だが、Lance Armstrongはそれに近い選手生活を送っていたコトで知られる。この世界で最も多くドーピングチェックを受けた自転車選手は、水さえもチームが用意したもの以外は一切口にしなかった)

この世の中で生きている限り防ぐのは無理があるコト

ドーピング

の線引きを、今回の件でCASがはっきりさせて欲しいと、いちスポーツファンとして願う。その上で、ルールに従えばよいではないか。

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コメント

現時点ではステロイドを含んだ軟膏を手に塗っている人と握手したらクロ判定が下ると聞いてます。(但しソース無し)
それはちょっとおかしい。ファンとの握手すらオチオチ出来ない。
本当に、白黒ハッキリ付けて欲しいところですね…。

投稿: yuwskey | 2011年3月26日 (土) 14:23

http://blog.livedoor.jp/dope_impact/archives/cat_50041788.html
こういう意見もあるようですね。
「本当に」フェアな条件を作るために選手が徹底して自己管理できるのかは疑問ですし現実的でない気がします。
特に世界各地を転々とするプロ選手は。
市販の食品は食えませんね(笑)

投稿: Fabian | 2011年3月28日 (月) 16:29

Fabianさん、リンク先は「日本人らしい反応だなぁ」と思いました。
「無菌室培養の実験動物化しろ」も、意見として一定数存在するでしょうね。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2011年3月29日 (火) 15:28

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