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2011年3月21日 (月)

Fulcrum racingSpeed XLR80

ディープリム化の流れに乗り損ねていた感が強かったCampagnolo/Fulcrumだが、先ずは「racingSpeed XLR80」でやっとこの潮目に乗るようだ。

長らく「お約束」のようにリムハイト50mm F18/R21だったのを全て崩し、リムハイト80mm、F16/R18の更なる少スポーク化を行う。

「リア18本は少なすぎる」と見る向きもあろうが、Two to OneアレンジとXLRで採用されたRの駆動側大径フランジ、そしてストレートプルスポークを使っていることは、Lightweightのようにリム、スポーク、ハブを剛結する構造を除き最も少スポーク化に強い基本設計なので「同じヤルなら一番向いている」のは間違いないだろう。

公表重量で前後1600gを切っている。実測1600gくらいかな?

この分野で空力と軽さを最も両立したのはReynoldsのRZR 92.2だろうが、市販型は当初公表された数値より100gくらい重くなっているので、カタログスペックならほぼ同等。ハブはどう考えてもCULTを使っているFulcrumの方が良いので、案外競争力あるかもね。

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