実るほど頭を垂れる稲穂かな
最近書くことがトレーニングか精神論ばっかりで飽きてきたぞ!とお怒りの読者様(笑)に向けた、風洞実験小ネタ。
- ディスクホイールを履かせて空気抵抗低減効果を測定した場合、前輪に使用した方が後輪に使用した時の2倍効果がある。(=エアロに凝るなら前周りにこそ凝らなければ無意味)
- ツルツルの靴下を穿くだけで空気抵抗が減る。(=エアロシューズカバーは飾りではない)
- ボトルは○ボトルであっても無いより付けた方が空気抵抗が減る。(=カラでも付けとけ)
- 頭は下げろ。基本的に、頭は下げれば下げるほどはっきり空気抵抗が減る。
何年も前にワタシも実験してこのBlogに書いていたが、エアロホイールに凝るなら前輪!
前輪エアロバトンホイールで後輪スポークホイールは、プロツアーレースのTTとかを見慣れた目には異様で奇異に見えるかも知れないが空力的には正解。むしろ前輪にロープロファイルホイールで後輪ディスクホイールなどは、見た目派手でも効果としては甚だ疑問。
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コメント
初めまして、本日の記事は参考になりました。
既にプロフィールの写真は過去なのですね?
今はどうなっているのでしょう。
投稿: kezy | 2011年3月20日 (日) 19:48
シューズカバーは飾りではないということが腕毛を剃れば空気抵抗削減になるということの暗示になっている気がします。
あと、頭を下げれば下げるほど〜〜の項目では、良く言われる"背中が地面と水平の選手はフォームが良い"とする解説を否定している気がしました。
投稿: yuwskey | 2011年3月21日 (月) 13:14