飛べないスーパーマン
かつて、トライしようと思った途端にポジション出しする前に足首を故障し、とりやめたままになっていたスーパーマンポジションへのトライ。その後、故障前の身体能力(総合的に。短時間のダッシュ力は無視したので今後死ぬまで戻らないと思う)に戻るまでざっくり2年は要した。
3年越しの再挑戦。
まず「だいたいこんなもんか」の、ぐっと“おとなしめ”ポジションで1日テスト走行。
翌日。
えらいこと肩が痛い。
肩の筋肉じゃなくて肩関節そのものが。
つまり「ずっとバンザイしっぱなし」のようなこの物凄くヘンテコな姿勢は、肩関節への負荷が半端ではないらしい。
オッサンにはきついと思い知る。
これは鍛えて何とかするしかあるまい。幸いにも肩こりとか四十肩とは無縁の人生を送ってきているので、失望はしていない。だいたい「四十肩でポジション出せねえ」じゃあさぶすぎて笑い話にもならんわ。
ハンドルの考え方も全然違ってくる。
なるほどChris Boardmanが伝説の「人類史上最速」アワーレコード時に使ったような幅広エアロバーでないとダメだ。両上腕の間に顔から頭が入るようなアームポジションとなるので、脇を締めるとかは絶望的にナンセンスな話で、簡単な表現だと
「今まで培った常識は一切通用しないと思い知れ」
の一言に尽きる。
こんなアホなコトをしていてまた故障したりむしろ遅くなったりするかも知れないが、それならそれでよいではないか。やってみて初めて分かることは山ほどあって、それは傍観しながらしたり顔で笑っている連中には死ぬまで分からないものなのだから。
こんな時こそ、結果を残さなければならない宿命の下に戦ってはいないのを活かさなければな。
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