この二人に死角はない
Alberto Contadorが、開催中のGiro d'Italia 2011 第16ステージ山岳タイムトライアルで、まるでこのジロは彼のために用意されたシナリオ通りであったかのようにただひとり28分台でゴールし優勝。
2位との総合タイム差を5分ほどに広げた。
強い。
あまりに強い。
まるで全盛期のIndurainだ。
「Riis監督との事前打ち合わせの通りに走った」
「ライバルのことは考えなかった」
とContador弁。
なんとまあ、開いた口が塞がらないくらい「最強王者の台詞」であろうか。
Bjarne Riis監督はいま、監督キャリアとして最高潮を迎えつつあるだろう。
かつてのCSC絶頂期に、人外の魔物のように立ちはだかった史上最悪の邪魔者(苦笑)たるArmstrongはもういない。
これほどContadorが強く、そして稀代の戦略家Riisの戦略通りに動いてくれるならば、彼が2011年いったい何回ハンドルを投げるか分からんな(笑)
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コメント
レース外のドーピング問題が唯一の気掛かりでしょうか。いつも、興味深く拝見させていただき、ありがとうございます。
投稿: sdy | 2011年5月27日 (金) 20:27