六つ穴シューズ
BONT A-Oneに穴を空けた。
書くのが遅れただけで、開けたのは利根川TTの前だ。
もちろん(?)ベンチレーションホールではない。
VISTA MAGIC XのQ-Factorを一気に縮めるためである。
まず、普通のA-Oneの底(使用後)
まあこんなカンジ。
ポイントはこのクリート固定穴だ。
実はコレ、物凄く原始的でシンプルな作りをしている。
こんなナット
がインソール側からただ填め込まれているだけなのだ。接着剤さえ使われていない。
よって適当なクリートボルトをほどほどにねじ込みボルトの頭をプラハンマーでドツくと簡単に取れる。なんせ取れることに気が付いたのも、取ろうとしなかったのにボロリと取れてしまったからだ(苦笑)
そうしてもっと外側に穴をあけ、クリートをギリギリまで外側に付くようにすればQ-Factorは縮まる寸法だ。
卓上フライスを持っているワタシには造作もない。
左足の画像で申し訳ないが、こんな風に穴をあけてしまう。
そうすると
左右があっちゃこっちゃして申し訳ないが、こんな風にグッと外側に付く。
前から見ると
こんなにオフセットしている。
劇的の一言!
この改造で、左右合計で一気に20ミリ弱Q-Factorが縮まる。
しかもクリート側は無改造なのでもうクリート切削>折れるを繰り返す事もない。
いやはや、どーしてもっと早く気付かなかったんだろうと反省した次第である。
なお、同じ理屈でSpeedplay用の四つ穴もこの妙なナット(失礼)さえあればすぐ作れる。ワタシには。
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コメント
以前、twitterで質問させていただきました。
僕もQファクター縮める方向とつま先寄りにして、劇的にかわりました。
アドバイスありがとうございました。
投稿: hiro206 | 2011年6月 5日 (日) 00:28
昔はLOOKのペダルにそのナットのセットが標準で付いていました。
当時はビンディングペダルが出始めたばかりでほとんどのシューズが紐締めのトークリップ用
LOOKの規格穴が無い物がほとんどでした。
ペダルを買った人が自分で穴開けして付けていました。
私もサッカーシューズを改造したことがあります(笑)
古いデッドストックにはもしかしたらまだついているかも知れませんね
PP65とかPP75の時代です
投稿: S! | 2011年6月 5日 (日) 15:39
ホームセンターで見るオニメナット(爪付きナット)と同じ構造でしょうけど
ちょっと形状が違いますね。
しかし、取る気がないのに外れるなんて・・・クレーマーさんだったら商社さん
も大変だったでしょうね(苦笑)
投稿: hyena | 2011年6月 6日 (月) 11:20