C260
RITCHEYが今度新発売するステム「C260」
いろいろ面白い
素材はアルミ。
だが100mmで100gとスペック上(実測は世に出てから)は現行トップレベル(調べれば分かるが、31.8mmハンドルクランプのステムは「軽量」を謳うかなり高価なものでも120g前後どまりのものがほとんど)の軽量ステムだが、現行の4AXISよりも30%高剛性なのが売り。
ユニークなのがクランプ。
コラムクランプは何と対向3ボルト!だ。これは初めて見た。「満遍なく力を加える」の観点から見ればボルトは多い方がいい、との考え方に基づくのだろうか。2本ボルトを見慣れた目にはかなり衝撃的で、最初「えええ!?さ、三本ですか!」と驚いた。
ハンドルクランプも「放射状斜め後方から締める4ボルト」で、これも見た覚えがない。OVALの「真後ろから締める4ボルト」と少し似ているが、一度取り付けてからの締め弛めが恐ろしく鬱陶しかった(特に下側2本が)OVALよりはまだ整備性がマシな感じか。
RITCHEYのステムは「ハズレくじのないくじ」のような感じで、安心して選べると思っている。少なくとも、トルクレンチ使って締めて規定トルクの手前で唐突に雌ネジがネジ切れたりはしないと思う(笑)ので「RITCHEYの軽量ステム」なら買える気がする。
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コメント
これの場合はネジ本数を増やして付加分散することでステムを肉薄に出来るようにして見たんじゃないかな?
投稿: ちわわ | 2011年7月15日 (金) 22:03
今までのオープンクランプタイプのステムがハンドルの保持をネジの力に頼っていたのに対して、C260はステム本体にもその役目を分担させていますね。
投稿: たぬ | 2011年7月16日 (土) 01:33