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2011年7月 9日 (土)

Bradley Wigginsが落車で鎖骨を骨折しリタイア

Le Tour de France 2011 第7ステージ。
Bradley Wiggins
Tom Boonen
と有名選手が相次いでリタイアした。

Wigginsは落車に巻き込まれ鎖骨を骨折してのリタイア。
今年は直前のCriterium du Dauphineを獲るなど好調を維持したままツール入りし、TTTでもほとんど誤差のような僅かな差で3位に付けるなど、評するならば「ほぼ完璧な序盤」を展開していたWigginsだったが、まさかの落とし穴。

なんてこった〜!Wigginsぅ〜!

と叫んでしまった。Boonenは前ステージでの落車負傷が回復せずリタイア。また、一勝もできなかった。
ほかにもRadioShackのChristopher Hornerや、Garmin cerveloのTyler Farrarといった「総合優勝する可能性は薄いが、どこまで行けるか楽しみな選手」が落車で大きく遅れてしまうなど、Le Tour de France 2011は個人的に「興味の35%くらいは失われた」感すらある。

今年は序盤で落車リタイアが相次ぎ、選手やチーム運営者側からも無駄に危険なコース設定へのブーイングが多数上がっているそうだ。観客動員の観点からしても、落車で有力選手がリタイアしたり大幅に遅れて優勝争いから脱落したりするのはマイナス間違いなしなので、オーガナイズ側も表向きはともかく内部的にはこのコース設定はミスだったと既に反省していることだろう。ASOは強気でプライドが高いがバカではない。目的はどこまで行ってもあくまで「ツールが盛り上がること」なのだ。

来年は、勝負が面白いLe Tour de Franceにしてくれよ。
落車合戦ほど見ててつまんねえモンはない。

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