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2011年8月22日 (月)

Garmin Power Pedals

MetriGearを買収したGarminからプレビューがあった。

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MetriGear時代から遅れに遅れた発売は、2012年3月予定。
価格は$1499だそうだ。
そして、MetriGearの時はSpeedplayペダルベースで開発されていたが、Garminの後ろ盾を得て出来上がったモノは意外にもLOOK KEO互換ペダルであった。

つまり、POLAR/LOOK陣営と値段も方式も互換性さえも完全に真っ正面からぶつかる商品となる。

最大の違いは、POLAR/LOOKは閉じたシステムでありGarmin/MetriGearはANT+規格のオープンな製品であることだろう。それ以外は驚くほど似た製品に出来上がってしまった。最後でLOOK KEO互換に変更してきたのは開発上仕方なかったのか、敢えてぶつけてきたのか。

SARISのPowerTapが新型で「より軽量化して、より安価に」の先手を打ち、JouleシリーズをリリースしたばかりだったCPUも更にオールブランニューの「Joule GPS」をリリースするなど万全の迎撃態勢を整えてきただけに、POLAR/LOOK含め競争力があるかどうかはまさにユーザーが判断を下すだろう。

なんにせよ市場が賑わうのは良いことだ。たとえば前述のPowerTap新型が軽量化等の改良はともかく“値段を下げた”のは、POLAR/LOOKとGarmin/MetriGearのペダルベースパワーメーターが2つもリリースを控えているコトと無関係とは到底考えられないからだ。ワタシの予想ではPOLAR/LOOKもGarmin/MetriGearもバカ売れは起きないが、それでもこれらのペダルが意外なくらい売れたりしたらSRMだって値下げしてくるかも知れない。当初から微妙な値段と評価され続けてきたCinQo Saturnも、今やSRAM傘下なので値下げして競争する体力だってありそうだ。パワーメーターは少数寡占市場だったが、競争が起きれば大名商売では滅びる。いびつな足の引っ張り合いになれば別だが、切磋琢磨と競争はたいてい良い結果を生むものだ。

経験的にはペダルは壊れやすさが他のパーツに比べても非常に高い(コーナリング時に地面へヒットしやすいため)部類に入るので、1499ドルのペダルはどうかな…と思うのだ。SRMも落車で壊れる事がちょくちょくあるそうだが、これはもう落車即死亡だろう。

だいたい「ペダルヒットしたら10万以上飛ぶ」とか考えながらレースなんか到底走れないって。

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コメント

転倒した時もハンドルと並んで真っ先に地面に叩きつけられる部分ですよね、プロ選手のパワーにも耐えられるようにかなり頑丈にできてはいると思いますが・・・

投稿: し | 2011年8月22日 (月) 18:31

そのうち、パワーメータを二つ付ける事も出来る時代が来るのでしょうか?
ペダル計測とハブ計測で、ペダリング効率が出る・・・のかな?

投稿: ゲキダマ | 2011年8月22日 (月) 20:40

し さん、その通りですね。
漕ぐ力に耐えるのと落車に耐えるのとは、ある程度までは似た路線でも最終的には趣が違うと思われます。落車一回でパーになる可能性は十分あります。それはペダルに限らず他のパーツでもそうですが。ハンドルだって落車一回で折れたりするわけですし。

ゲキダマさん、2つ同時なら今でも既に出来ます(クランクベースとハブベースの同時)ので、ペダルベースが世に出たら3個同時に付けられる時代の到来です。

尚、お話のニュアンスを見る限り、その2つで計測されるのはペダリング効率ではなく機械損失ですね。この損失があるせいで、PowerTapよりSRMの方が少しパワーが高く計測されて計測器として正常です。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2011年8月23日 (火) 08:31

EXUSTARの超軽量ペダルに激似ですね…OEMなんでしょうか?

投稿: たまごあたま | 2011年8月24日 (水) 23:03

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