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2011年11月 7日 (月)

2011シーズン終了

秋のスズカエンデューロをもってワタシの2011シーズンは終了。
また長く楽しいオフシーズンが始まる。

オフの何が楽しいかって、時間がたっぷりかかる事でも取り組める事に尽きる。腰を据えて取りかかれるんだから、これが楽しくなくて何が楽しいんだ。

2011は苦難が多かった。

公私多忙で、自転車を再開してから初めてトレーニングに支障を来したシーズンとなった。そのため当然ながら納得の行かない走りに終わったレースが多く、乗鞍などは弱り目に祟り目で何故かレース3日前から下痢が続きレースが終わっても2日後まで治らないなど酷いありさま。更にはMt.富士のように出走することさえ出来ずに大変悔しい思いをしたレースもあった。

そんな中でも散発的に

  • 内灘のTTで自己最高平均パワー(内灘における)と平均速度記録を両方更新
  • 箱根ターンパイクのスーパーヒルクライムで、レース時の過去最高平均パワー記録更新

の2つは何とか納得の行くところで、特にスーパーヒルクライムなどは

  1. 未知のコースであった
  2. 「この体感強度でこのパワーであればもっと行ける」と走りながらも思っていたが、2011シーズンは駄目駄目が続いていたので自分にGoサインを出して行くだけの確証が持てなかった

ため慎重に行きすぎたきらいがあってゴール後も明らかに余力が残っており、もっとパワーを出しても走り切れたくらい調子が良かったのでやや勿体ない走りであった。それは2012年の課題として残しておきたい。

あまりに調子が上がると、暫くは維持できてもその後絶対に谷間が来る。

これはスポーツ界では「ピーキング」としてよく知られているわけで、大事なイベントの時に調子の山を持ってくるmethodも色々あるわけだが、2011年実体験として良くわかった。勢いで、意図せず春先に調子の山を作ってしまったのである。理由は簡単で、春まで公私の多忙度が低く思い通りにトレーニング出来ていたからだ。

しかしこの「思い通りに」が予想しなかったカタチで徒となる。

やればやるほど面白いように数字が出たものだから調子に乗ってしまったワタシはパワーメーターの数字を出すのについ熱中(ゲーマー気質である)してしまい、この時に図らずもピーキングもどきをやらかしてしまった(誤解している向きがあるかも知れないが、ワタシはピーキングするような調整は基本的に行っていない。そのような厳密な調整までして走るレベルの走者に達したと自分で思っていないからだ)。そのピーク時、震災に動揺した主催者が、チャリティレースにするでもなくただ無為に中止することを決めてしまった伊吹山ヒルクライムに出られなかった。その時は分からなかったが、後から見れば2011年シーズンで最高に走れていた時期をレースに出ることなく過ごしてしまう「何やってんだバカ!」な調整をしてしまったこととなり、夏場などはトレーニングスケジュールも崩れる事が多くて「レースにエントリーしていなかったのは幸いだった」と評したいくらい酷いパワーしか出せない状態が続き、もう一度調子が上向く(やったトレーニングに身体が綺麗に反応する)には10月まで待たねばならなかった。

体調さえおかしくなければ出せるパワーは2010年比で着実に向上したので、2010シーズンからのOFFの過ごし方を間違っていたとは判断していない。やる事は変わらず「端からは気が狂っていると思われるほどLSDばかりやるトレーニング」だが、毎年確実に成果は出ている。伊達に長くBlog書いてると自分で見直してもそれを実感できてありがたい。昔はLSDが130Wと書いていて、それが175Wになって、2011年末の今では200W以下などあり得ない。

LSDとくれば時間効率が悪くつまらないトレーニングの代名詞のように思われているが、延々とやり続けていると強度(LSDの)が上がってきて、毎年1年前に比べると別人のように変わっている。やってすぐ成果を体感できないし、スポーツマンが大好きな「ハァハァ息が切れて脚とかバキバキに来るアレ」が全く得られないから「我慢ができない人には無理」なのだろうが。

結果は自分持ちなのだから、トレーニングとはそれこそ言葉通りの自己責任ですればよいと思う。それまでに積み上げてきたものとか素質とか全部違うんだから、有名な速い人の猿真似しても成果が出るとは限らない。2012年からSAXOBANK SUNGARDへの移籍が決まった宮澤選手は、トレーニングに関してアドバイスを求められたとき「その人のレベルとか目指すものによってまるで違ってくるから、マンツーマンの個人トレーニングをする以外でのアドバイスは無理です」のような回答をしていたと記憶しているが、これはもっともでかつ誠実な回答だと思う。

なんにせよ

「これからどれだけ走り込むかで2012年笑うか泣くか決まるんだろ?」

そう思うとワクワクする。

2012シーズンは、2011年に貰った宿題を提出しないとな。

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コメント

このシーズンが終わると同時に、次のシーズンが始まるんですよねぇ。
私も2011年の課題をこのオフで消化できればと日々精進したりしなかったり。

投稿: yuwskey | 2011年11月 9日 (水) 14:43

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