特定色愛用者のぼやき
2010〜11年にかけて、ASSOSの服がかなり様変わりした。
デザイン的な変更や機能の進化もさることながら、カラーラインナップが大幅に変更されたのも大きいと思う。
夏用のレーサーパンツ以外、パンツやタイツ類は黒一色に。
ジャケット類もあくまでメインは白と黒。時々赤もあるかな程度。
winter. LLなんか、気がついたら生産終了していて気がついた時にはもう適合サイズが売り切れており、黄色のラストを買い損ねてしまった。不覚である。いっときはearlyWinter Groveに至るまで全カラー展開していたのだから、ものすごい合理化ぶりである。
いまASSOSの冬用でカラフルなのは最上位モデルのfuguJackのみで、これも雰囲気的に「フルモデルチェンジして黒のみか白と黒の2種類になるのは時間の問題」と思われる。なんせ、新規にfuguGrove、LL.fugu、fuguHelm…とfuguシリーズを展開したが、全部カラーは黒で統一だ。カラー展開しているのはfuguJackだけなのである。新しいS7世代のエアロック素材を白と黒しか作っていないのが大きい。夏用も男女用ともに以前の「子供がクレヨンで塗ったような色」はフルモデルチェンジの度に消滅し、パステルカラー調の一言で表現するのが難しい上品な色彩に変更されている。
商売としての正常進化かなぁ、と納得せざるを得ない。
確かに前の色はどぎつかった。ワタシが愛用する黄色とか、目がチカチカする(笑)くらい派手だし、かつて黄色は壮絶に売れてないと代理店の人に直で聞いた(苦笑)。これらの色×サイズの在庫管理を考えると「…これは商売として間違ってたわな」と納得せざるを得ない。
じっさい夏用でもT FI.Mille_S5の黄色は1シーズンだけでソッコー生産終了してしまった。あんまりすぐ生産終了ぶっこいてくれたもんだから慌てて買い集めたくらいだ。
確かにASSOSの黄色上下、着てる人にはついぞ一度も出会ったことがない(笑)
このチカチカぶりが安全で素晴らしいと思うんだけど。
路上はファッションショーの場じゃないし、安全性は最強の機能だろう。
上下全部黒で統一とか、ジコマン的には「シック」とか「渋い」となる(なんともオヤジな形容詞だが)のかも知れんが、早朝や夜、トンネル内は自滅行為だ。自分がクルマの立場になって見比べれば早期発見率の違いは一目瞭然で、議論の余地なんかない。安全に過ぎるはないだろ?と考えるのだが。
最強膨張色なので太れない(スリムでなければ着こなせない)のもサイクリスト向けで良いではないか。
でも商売なんだから売れるラインに絞るのが正義なのだろうさ。
それに黄色なんかまだマシで、チタン(灰色)愛好者の人なんか、カラー展開し切る前に打ち切られてもっと日陰人生を歩んでいるぞ(笑)
fuguJackをほしいと思っている人、特に今の色、赤、青、黄に何か思い入れがある人は、2012年の秋までに買っておいた方がいい。一度マイナーチェンジ(っても結構変更点があったんだけど)したfuguJackだが、2012年の冬にフルモデルチェンジするんじゃないかな。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
技術者不足と、安価製品の高性能化の影がここにも見え隠れ…。ラインナップのカジュアル化も気になるなぁ…。
それから、黄色が誇る"昼間でも夜でも晴れでも曇りでも劣らぬ視認性"は仰る通り議論の余地なしです。
投稿: yuwskey | 2012年2月16日 (木) 17:23