「ヤン」
Operacion Puertoの亡霊はまだ成仏していなかった。
CASは、既に引退したJan Ullrichに裁定を下した。
結果:クロ。2年間の出場停止処分。
彼のキャリアから2年間の成績が剥奪される。
当時に拙Blogでも取り上げたが、当時Dr. Eufemiano Fuentesの家から「Jan」と書いた血液バッグが見つかっており、Ullrichが当時の所属チームであるT・Mobileから「身の潔白を証明するための血液検査」を何度も勧められたにも関わらずこれを固辞してチームも去ったあたりに彼のオレは潔白だ発言の空々しさが爆裂していたのだが、CASの裁定としてもクロとなった。彼は既に引退しており取り消される成績も主だったものでLe Tour de Franceの3位ではある(これは現役期間を通じてLe Tour de Franceの総合優勝争いを繰り広げたUllrichだから相対的に小さいだけで、普通に考えればLe Tour de Franceの表彰台取り消しなのだからデカい取り消しだが)が、残念なニュースが続く自転車レース界である。
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コメント
こんにちは。
Janが黒でしたか…
残念ですが、Janは人間味あふれる選手でしたから、
強い所も弱い所(食欲に?)も好きでした。
投稿: Lightweighter | 2012年2月10日 (金) 23:11