Stand up, boy.
久しぶりに更新させていただく。
先ずはこの間、沢山の応援メッセージをいただき、それに応えられていない事をお詫びしたい。
現在ワタシは故障療養中である。
昨年末に左大腿の肉離れを起こしたのに始まり、治った直後にまた同じ場所を痛めた。
そして春からは“古傷”である左膝痛に悩まされている。
それでも走るのをヤメようとは一度も思わなかったのは自分でも不思議なくらいで、本当にただの一度も脳裏を過ぎらなかった。
ただひたすら
「治してもう一度走るんだ」
これだけである。
故障したのは初めてじゃない。
歩くのにさえ支障をきたすほど故障したこともある。あの時に比べたら軽い。ただしその時はもっと若かったけど。
「自転車は人が乗らないと立っていられない」ような表現をする人がいる。(自動二輪車の方が多いかな)
あれ、ちょっと違うと思う。
支えてくれているんだ。自分を。
これは杖だ。
その杖は、60km/h以上の世界に連れて行ってくれたり、1日で350km走らせてくれたりする。
辛抱に辛抱を重ねて鍛えた体がイメージ通りに動いている時の人車一体感。至福の時間。あれはもう、そうなったことがある人にしか説明できないものなのだ。あの時間に戻る。それ以外にムズカシイ御託はいらない。
レベルの高い低いとかはどーでもいい。どうせ、どんな人物がどこまで行っても必ず「その上」はいる。「俺は世界の頂点だ。遮るものはなにもない」と錯覚でなしに実感できる人間など、世界中でせいぜい片手なのだ。ましてや一般のワタシが人と比べてどうかなど、レース出りゃ結果で教えてくれるからいちいち気にして心配する必要などない。もとから無くすほどの地位もなかった。
また元気な姿をお見せする。必ず。
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